4/11(月)から【営業時間】を昼1時~夜7時に変更します。
変更する経緯/理由と目標、音楽業界/小売業の現状と併せてを弊店なりの考えをご説明したいと思います。
■経緯/理由
直接のきっかけは、STAFFが体調不良のためシフト時間の短縮が不可欠となったことですが、自分の子供達が就職し現状の「働き方」に少し疑問を感じていたことも遠因しています。
私自身は、新卒で4年間の会社勤めを経て27歳の時にC-STATIONを創業しましたので、約30年程会社勤めから離れています。
一方で、ささやかですが人を雇う立場でもあります。
子供達が就職したことで、再び両方の立場で「働き方」を考える機会が生まれました。
音楽業界の現状を考えると、弊店のようなインディペンデント・ショツプが大企業並みの待遇をSTAFFに提供するのは残念ながら不可能と言わざるを得ません。
その理由として、音楽業界が抱える構造的な問題もありますが、そもそも「日本の中小小売業の労働生産性の低さ」が根本にあると思います。
「音楽による豊かな人生の実現」
これをC-STATIONのミッションの一つとして掲げてきましたがその実現は、現状では容易ではありません。
一中古CDショツプの立場で「日本の中小小売業の労働生産性の低さ」を論じても仕方がないとは思いますが、自分の子供達と同じ若い世代の方にも「好きなこと(音楽)を仕事にする」可能性を示せないかと考えました。
もちろん、それより先に自店が継続する事が重要なのも事実です。
その上で、弊店として出した結論は
・急に不可価値を飛躍的に高める方法は見当たらないので、まず営業時間を短縮することから始める。
ということです。理論に飛躍と矛盾があるのかもしれませんが、兎に角、先に時間を短縮してまず今までどおり、そしてそれ以上の仕事がこなせる仕組みを創れば結果的に生産性は向上すると考えました。
体調不良だけでなく、他のSTAFFも短時間労働を希望しているのでSTAFFの希望する「働きか方」とも現状は一致するため出た結論でもあります。
もちろん、今回の営業時間の変更は店舗にご来店頂くお客様には短縮となりご不便をお掛けする事になりますし、反対意見が多いのも事実です。
■目標
昨年末から始めた、「宅配買取」がお陰様で順調に買取を増やしていますが、迅速に商品化して店頭に出すことが出来ていないのが現状です。
そこで、営業時間前にこのバックヤード作業を行って、ご来店頂くお客様に迅速に商品をご提供するという事を検討したいと思っています。
また、昨年から検討してきた海外発送(所謂、越境EC)にも今年は取組みたいと考えています。
日本の音楽産業が衰退していると言われていますが、CDの生産金額が世界一であることも事実です。
C-STATIONは、今回の営業時間の変更を効率的な「ECと実店舗運営」(所謂、オムニチャネル)の仕組みを創る契機ととらえて、世界有数の中古CDショップを目指すという大きな目標に敢えて挑みたいと思います。
この無謀ともいえるチャレンジを是非、応援頂ければ幸いです♪
また、「好きなこと(音楽)を仕事」にし、このチャレンジを一緒にやってみたいと思う若い人材は常に募集中です!!
。